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“お芝居をしないと、この社会では異邦人として扱われるほかない”

原因と結果の法則、を読んで


映画「SWITCH」予告編

先日参加したドキュメンタリー映画の上映会と講演、演奏会が一緒になった『SWITCH』で知ったジェームズ・アレンの『「原因」と「結果」の法則』を読みました。

Amazonマーケットプレイスで中古にしようか数秒迷ったんですが、Kindle版(書籍版より若干安い)を選択して読了後、、マーケットプレイスで十分だった。

本書はデール・カーネギーオグ・マンディーノ等、著名な現代成功哲学の先人たちが多大な影響を受けており、聖書の次に(世界的に)100年以上もの間、読まれ続けているという超ロングセラーだそうです。

読むまでジェームズ・アレンのこともこの作品についても知らなかったのですが、読後の感想としては「たしかに正しい、そう、きっとそうなんだろうな、わかります、そう、正しい、そうなんでしょう。以上」です。

私の数少ない読書体験ではサミュエル・スマイルズの『自助論』が近い感じかなという印象です。

どちらも正しい。すんごく真っ当なことをしっかりと丁寧にしつこいまでに指摘、注意してくれている。

が、正しいことを正しくそのままに示しても、それはそこで終わってしまうことが多いのではないかな。(私はわりとそういうふうになります)

それで? So what?

となります。

どちらかというと『「原因」と「結果」の法則』から抜け出たい。現象界のマトリックスから。

なので、こっちのほうが私にはすごくなじむ、しっくりきます。

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自助論は好きですね。なんか気持ちいい。なんかグイグイのみを入れていって、そうだ、彫刻を作るにはこの作業が必要なんだよ、労力と、それを傾ける対象への熱意が必要なんだよってことを素直に自然に carefree way で伝えてる感じ。