「読んだ」と「読めた」には雲泥の差がある〜FACTFULNESS、ほんとに読んだの?
2019年のベストセラー
『FACTFULNESS』。
様々なメディアでもとりあげられて
話題、評判になった一冊。
しかし、
それだけ多くの人が
(日本だけでなく世界規模で)
読んだのであれば、
なぜ「今」こんな状況で混乱しているのか。
(もちろん、例の感染症騒ぎのことですね)
これでは
FACTFULNESSではなく、
FACT-POORNESSではないか。
よく思うことですが
「読んだ」と「読めた」の間には
雲泥の差があるということ。
いや、差どころか
次元の違い、
彼岸と此岸の隔たりがあるということ。
HANS ROSLING(著者)
仮に「読めた」としても、
まさに今この世界で実際にそれ
(FACTFULNESS)を使わないでいては
「読めた」ことにはならない。
(知識から智慧への昇華なくして)
原書を読んでから
日本語訳を読んだんですが、
とてもいい訳(よみやすく、そして原書を損なっていない)なので、あらためてその意識(使ってみる、実践する)で再読するといい、いや、すべきでしょう。
とはいえ、
わかってて(利益誘導などのため)
やってる輩たちもいるんだろうけれど。