その存在が、思考が、行動が「芸術」〜独立国家のつくりかた
『自分の薬をつくる』の 坂口 恭平 さんの著書。
本書もひっじょーにユニーク、
おもしろかったです。
これまで ほとんど使っていなかった頭、
感性をガクガクとゆさぶられました。
坂口さんは アーユルヴェーダ の ドーシャ でいうと
Vata(ヴァータ)がとても強い印象。
(ヴァータは風とか、動とか)
とにかく行動が(発想、思考も)縦横無尽、
ミル・マスカラスの空中殺法 的な。
つねに考え(疑問をもち、問いにして)
考えて、考えて、そして着実に行動にむすびつける。
そのフィードバックも大切にして、そこからまた
あたらしい行動に発展させていく。
Twitter での発信をみると、いまもいろいろと
(縦横無尽に 空中殺法)活動しているようで
「宇宙人か?」
と思ってしまいます。
(元祖?宇宙人といえば、ジョン・フォン・ノイマン)
これまた『自分の薬をつくる』同様に、
言語化がむずかしいんですが
彼の内部表現(世界)の重層性というか、
レイヤー構造の多様性、多層性が
複雑に(そして豊かに)からみあって
独特の生態系(思考の)を生んでいるような感覚。
(この時点では、躁うつ病は完治したとのことでしたが、その後また再発を繰り返しているようです)
ひとことでいえば、
彼は その存在が、思考が、行動が「芸術」です。
こちらも ひっじょーにおもしろいです!!