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“お芝居をしないと、この社会では異邦人として扱われるほかない”

マインドフリマセン、勝ツマデハ

ひところけっこうなブームになった(ブームにしようとした?)マインドフルネスってなもんがありますが(あったのか?)最近はどうなんだろう?

ブームにする、それを加速させる側と、逆側からのブーム(否定することで自らの価値を生じさせる、高めるような)もあったような気がします。(なんにでも文句、異を唱えておけば立場を築けると思ってる輩はそこらじゅうに)

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もう過去形なのかは分からないけど。

面白いのは(滑稽なのは)しつこく続く(それも世界的に)例の感染症において。(なにかと「新しい○○」と言われるけど、それなら「新しい風邪」なのか)

これが巻き起こす(「風」だけに)ブームにおいて、ポジティブに語られているマインドフルネスなるものがあるのであれば、さぞ機能しそうなものだと思うのだけれども、少なくともワタクシの(狭いながらも楽しい我が家的な)観測範囲では「そんなもんでメシは食えねぇ」だったような気が、飢餓、激しくするかな。

その目新しい風邪も、マインドフルネスも(他にもいっぱい)、あれとそれをわける踏み絵、試験紙、トラップはいろいろあっておもしろい。(この「おもしろい」は憐憫や悲しみの色が濃いのだけれども)

ま、そんな群雄割拠の時代(二極化ともいう)の波を楽しんで乗りこなす(激しく振り回されたり、立ち直れないほどに落下、怪我することも含め)か、はなからそんな「あぶない」ことには近寄らないか。

It depends on you.

あれ?

今回は久しぶりに「瞑想」(と言われているうたた寝)について触れようかと思っていたのに、まったく違うほうへ。

タイトルにはとくに意味はないです。マインドフルに対して、マインドフルじゃダメなんだよって天啓が降りてきたので(けっこう前からなんだけど)、「フらない」からの戦時中の標語へ。(これまた、このプロセスに全く意味はなく、最近の流行り病(やまい)に関してでてくる諸々の「言葉遊び」と同じ感覚。アフター?ポスト?ウィズ?アラート?ま、遊びだから「面白い」よね。面白いだけだけど)

「欲シガリマセン勝ツマデハ」で思うのは、児童文学作家であり、ご自身の体験を踏まえて戦争文学(といっていいのかはともかく)も著されていた山中恒さんのこと。

山中さんというと大林宣彦監督の『転校生』(原作は『おれがあいつであいつがおれで』名著です)なんかが有名ですが、ゴリゴリのものも著されてました。

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東京にいたころ(いまもいるんだけど、これは復活系)近所に山中先生が住んでいて、当時先生は奥様を亡くされていて、そこにうちで作った(うちの母が)おそうざいを持っていって著書にサインをいただいたりしてたのを思い出しました。(母は山中先生を狙っていたふしがあるが、、もう鬼籍に入っているので「下人の行方は誰も知らない」のであった。