ショウジンブログ on Hatena

“お芝居をしないと、この社会では異邦人として扱われるほかない”

カスタムフィールドの適用対象が反映されない@Toolset - WordPressプラグイン

カスタム投稿タイプやカスタムフィールド、タクソノミー(分類)等をプラグインで細かくコントロールできるWordPressプラグイン「Toolset Types」。

最近バージョンが上がったことで不具合があり、それもけっこう焦ったので投稿しておきます。

wordpress.org

*同プラグインの最新バージョンは1.9.1(2016年4月5日現在) *対応するWordPressのバージョンは4.4.2

実際に私が戸惑い、焦ったのは、作成したカスタムフィールドの適用対象(これはTypesでは投稿タイプや投稿カテゴリ等、テンプレート等で指定出来ます)が反映されなかったことです。

たとえば、Aという投稿カテゴリがあり、このカテゴリを適用した場合にのみ設定可能なカスタムフィールドを用意し、それを指定しているのに反映されないというようなことです。(この場合対象が全投稿タイプになる)

まず、以前のバージョンと違って適用対象を指定する設定の場所が変わっています。

f:id:showjinx:20160429141304p:plain

設定画面の右上のほうの英語で「Where to Include These Fields」というブロックに変更になっています。このブロックの右下にある「編集」をクリックすると

“Where to use this Field Gropu” と、ご希望のフィールドをどこで使いますか?的なウィンドウが出現します。

f:id:showjinx:20160429141330p:plain

以下のタブがあるので、選びます。私の例でいえば「Taxonomy」になります。

Post Types(投稿タイプ)
Taxonomy(カテゴリー)
Templates(テンプレート)
Data-dependant(これは知りません)

ここで「Taxonomy」内から対象を選びチェックを入れ「適用」ボタンをクリック。

元の画面にもどり右上の青い「Save Field Gropu」というボタンをクリック。

これで対象を指定した設定が保存されます。

ここまでであれば問題ないのですが、このあと、カスタムフィールドを編集した場合には再度「適用対象」を指定した上で保存する必要があります。

普通というと語弊がありますが、私の感覚ですと、もうこのカスタムフィールドの適用対象は指定して保存しているので、その後にカスタムフィールドの編集があったとしても、適用対象は引き続き維持されるものでした。そう思い込んで操作をしていたら、実際はそうならず、指定前(適用対象の)に戻っており、それに気づくのに30分ほどかかりました。

結論からいうと、少なくともいまの時点(2016年4月5日)では、保存したあとにカスタムフィールドの内容を変更した場合には、あらためて適用対象を指定し、その上でフィールドの保存(Save Field Group)をすれば大丈夫のようです。

Typesは日本語へのローカライズが部分的にとどまっているせいもあるのか、まだ日本語圏ではそれほどポピュラーではない気がします。(Advanced Custom Fieldsとか、愛用者が多いようですね)

ですが、非常に高機能で優れたプラグインですので、こういった不具合も早く解消されて、より使いやすく洗練されたプラグインになっていくといいなと、I hope so です。