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“お芝居をしないと、この社会では異邦人として扱われるほかない”

Vimをインストール@さくらインターネット

さくらインターネットではスタンダードプラン以上からSSHが使用できます。

なのでSSHで繋いで、サーバ上でvimを使って直接ファイルの編集をできるようにしてみました。(デフォルトではviしか入っていないので)

ついでにシェルも普段触れているbashに変更します。

SSHでリモートログインする

以下のコマンドをTerminalから実行。

$ ssh アカウント名@アカウント名.sakura.ne.jp

パスワードを聞かれるのでパスワードを入力してreturn。

これでログイン完了。

セキュリティを考えるとパスワード認証は使用不可にして鍵認証に変更とかするのがいいけど今回はこのままで。

シェルをbashに変更する

% chsh -s /usr/local/bin/bash

SSHでログインしたまま上記のコマンドを実行。

.bash_profileを作成する

下記の内容で.bash_profileを作成。ユーザーホーム(さくらの場合/home/自分のアカウント名)に置く。SSHログイン状態でviを使って保存でもいいし、ローカルで作成したものをFTPクライアント等でアップでもいい。

# .bash_profile
# Get the aliases and functions
if [ -f ~/.bashrc ]; then
        . ~/.bashrc
fi
# User specific environment and startup programs
export PATH=$PATH:

.bashrcを作成する

下記の内容で.bashrcを作成。これも.bash_profile同様にホームディレクトリに。

export PATH=$PATH:$HOME/local/bin
export LANG=ja_JP.UTF-8

この段階で一度ログアウト。

再度ログイン。

シェルがbashになっていることを確認。

作業ディレクトリおよびインストール先のディレクトリを作成

$ mkdir $HOME/tmp
$ mkdir $HOME/local

Vim7.3をインストール 以下のコマンドを実行。(curlのところでちょっと時間がかかる)

$ cd ./tmp
$ wget ftp://ftp.vim.org/pub/vim/unix/vim-7.3.tar.bz2
$ tar jxvf ./vim-7.3.tar.bz2
$ cd ./vim73
$ mkdir patches
$ cd ./patches
$ curl -O ‘ftp://ftp.vim.org/pub/vim/patches/7.3/7.3.[001-502]’
$ cd ..
$ cat patches/7.3.* | patch -p0
$ ./configure –enable-multibyte –enable-xim –enable-fontset –with-features=big –prefix=$HOME/local
$ make && make install

.bashrcにエイリアスを記述

alias vim=’$HOME/local/bin/vim’ alias vi=vim

変更を有効化。

$ source ~/.bashrc

インストールとセットアップ完了。

f:id:showjinx:20160522123922p:plain

$ vimで起動してみる。

version 7.3.224が入ったことを確認。

が、:Eでファイラーに切り替えようとしたら怒られる。

Vi互換モードになっているからということなので以下の設定を.vimrcに記述して、互換モードの動作をしないようにする。(.vimrcがまだない場合は作る、場所はユーザーホーム)

:set nocp

以上。

こっから先はカラースキーマの設定とか愛用しているプラグインとか、.vimrcに自分用の設定を追加とか。

以下の記事が参考になりました。ありがとうございます。

さくらインターネットのレンタルサーバ スタンダードで 自分用の vim や emacs , git をいれる - KRAKENBEAL RECORDS

ViIMproved‐Vim完全バイブル

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