Vimのセットアップ
XSERVERでsshによる接続が出来るようになり、Vimをインストールしました。
が、このままでは私が普段使う環境にないのです。
例えば私は「:E」を使ってファイラー機能を多用するのですが、インストールしたデフォルトの状態ではこの機能は使えません。
*Vi互換モードになっていることが原因です。
Vimの設定ファイルを用意する
Vimは設定ファイルの内容次第で様々にカスタマイズ出来ます。なので、まずはこの設定ファイルを作成します。場所はユーザーホームです。
ここまで、XSERVERを対象として進めてきているので、XSERVERの場合のユーザーフォームは
/home/XSERVERのユーザー名
になります。(格納しているドメインごとのディレクトリがある階層)
.vimrc
設定ファイルの名前は「.vimrc」です。これは決まり事で、勝手な名前はつけられません。
まず「Vi互換モード」の動作をしないよう、設定を追加します。
:set nocp
これでコマンド「:E」が使えるようになりました。ファイラーとして、ディレクトリにある内容(ファイル、ディレクトリ)の一覧を見ることができます。
プラグインを追加する
Vimにはプラグインを追加することが出来ます。これもユーザーのホームディレクトリに「.vim」という専用ディレクトリを作成し、この中に「plugin」ディレクトリを作り、使用するプラグインのファイルを置きます。
*.vimはVimインストール後、起動させるとswpファイルを置くために作成されるので、既にある場合にはそのままでかまいません。
私はそれほどプラグインや細かい設定はしませんが、文字コード関係で必要なものは使用しています。以下がそれですが、これとっても大事、重宝してます。
recognize_charcode.vim
https://github.com/banyan/recognize_charcode.vim
こちらを.vim/pluginディレクトリ内にアップロードすれば、Vimの起動時に読み込まれます。
.vimrcに設定を追加する
シンタックスハイライトやインデントのタブ設定等、自分の使い勝手のいい設定を.vimrcに記述することで使いやすくなります。こういったカスタマイズが出来るところもVimのありがたいところです。
さきほどの.vimrcに私は以下を追記しています。カラースキーマも指定すると格段にコードが読みやすくなり、コーディング作業がしやすくなります。(カラースキーマは自作のものを公開している方もいらっしゃるので、気に入ったものがあれば使うといいでしょう)
私は「desert」がお気に入りです。
Vim Colors http://www.softantenna.com/wp/webservice/vim-colors/
私の.vimrc
:syntax on :autocmd FileType * set formatoptions=tcql nocindent comments& :autocmd FileType c,cpp set formatoptions=croql cindent comments=sr:/*,mb:*,ex:*/,:// :set nocp :set number :set sw=4 ts=4 sts=0 :set shiftwidth=4 :set autoindent :set autowrite :ab #d #define :ab #i #include :ab #b /******************************************************** :ab #e ^V^H^V^H********************************************************/ :ab #l /*------------------------------------------------------*/ :set notextmode :set notextauto :set hlsearch :set incsearch :colorscheme desert "" " GetStatusEx " " function! GetStatusEx() let str = '' let str = str . '[' . &fileformat . ']' if has('multi_byte') && &fileencoding != '' let str = '[' . &fenc . ']' . str endif return str endfunction set statusline=%y%{GetStatusEx()}%F%m%r=<%c:%l>