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“お芝居をしないと、この社会では異邦人として扱われるほかない”

インストールしたディレクトリURLではなくドキュメントルートのURLで運用する@WordPress

WordPressをWebドキュメントルート(例:example.com/)ではなく、下層ディレクトリ(例:example.com/wp)にインストールし、実際にこのWordPressサイトへのブラウザアクセスはドキュメントルートのURLで運用したい場合の設定をメモ。

詳しくはCodexのここに詳しく書いてあります。

WordPress を専用ディレクトリに配置する - WordPress Codex 日本語版

ドキュメントルート配下に「wp」というWordPressインストール用のディレクトリを用意し、ここにまずはWordPressをインストール。その上でドメインルートで運用できるように設定を変更していく。

ドキュメントルートのURL
example.com

WordPressをインストールするディレクトリ
example.com/wp

普通にインストールしただけだと、このWordPressで構築したサイトのURLは

example.com/wp

ですが、これを

example.com

でアクセスできるように変更します。

WordPressをもう/wpにインストールできている状態からスタート。

管理画面でサイトアドレスを変更

管理画面>設定>一般設定 にアクセス。

WordPressアドレスの部分はそのままにして(一度間違えてしまってアクセスできなくなってしまったので注意)、サイトアドレス(URL)部分をルートディレクトリのURLに変更します。

f:id:showjinx:20160526154001p:plain

変更したら保存。この時点でnot foundとか出ても気にせずに進めます。

設定ファイルを複製して移動

インストール済みのWordPressの

/wp/index.php
/wp/.htaccess

このふたつのファイルをコピーした上でサイトのルートディレクトリに移動する。(ただの移動ではなく、コピーしたものを移動することに注意)

.htaccess

.htaccessはパーマリンク設定を変更していなければ(デフォルトのままであれば)生成されていません。

ルートディレクトリにすでに他の設定をした.htaccessが存在する場合は、/wp配下の.htaccessの以下の部分をコピーして、それをルートディレクトリにある.htaccessにペーストします。

# BEGIN WordPress
この部分
# END WordPress

index.php

ルートディレクトリに置いたindex.phpを開いて編集します。

require('./wp-blog-header.php');

この記述のwp-blog-header.phpのパスの指定を現状の構成に合わせて変更します。 (インストール済みのwp-blog-header.phpへのパスを通す)

require('./wp/wp-blog-header.php');

これで管理画面はこれまでどおり、実際にWordPressをインストールしたURLでアクセス。

WordPressで運用するサイトURLはドメインルートになります。

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