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“お芝居をしないと、この社会では異邦人として扱われるほかない”

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

瞑想とは自分という書物を何度も読み返すことかもしれない〜超訳 ダ・ヴィンチ・ノート

超訳だけに、 サクサクと読みやすく、 レオナルド・ダ・ヴィンチが書いた (描いた)メモに関することだけでなく、 著者の桜川Daヴィんち(ダ・ヴィンチ研究家)による解説もとても楽しめました。 そもそも、 「ダ・ヴィンチ・ノート」とは何か。 レオナルド…

その答えを暗記する方法より、その答えが、なぜその答えになったのかを考えろ

自分を含め、多くの人が 問いと答えだけに注目します。 たとえば A → B → C → D という、 A(問)からD(答)に至る道筋があるとして AとDだけに注目して (覚えたりして) わかった、覚えた、理解したと、 あまりに単純に「わかった(つもり)」になりがち…

作者にこそ、いま問いたい〜問こそが答えだ!

答えを得ることよりも 問いを発することのほうが ずっと大事だというのは 自己啓発やビジネス書なんかで よく言われることです。 (アインシュタインもそんなようなことを言っていたような) ということで、 本書では「より良い解決策は、 より良い問いから…

筋トレもヨガも皿洗いさえも〜瞑想

瞑想というと 目をとじて座って静かにするものだと思っている人が多いですが、それだけではありません。 瞑想するという行為には いろいろな形があります。 (座禅のような形もそのうちのひとつです) 座って静かにする(静的な) やり方の逆をみてみましょ…

遅めの専門特化のすすめ〜RANGE – 知識の「幅」が最強の武器になる

ゴルフのタイガー・ウッズや チェロ奏者のヨーヨー・マなどなど、 早くから専門に特化して学ぶことが 重要だというのは「1万時間の法則」や 「グリット」なんかで力説されるところ。 でも、本当にそうなのだろうか? という疑問からはじまった 『RANGE』の著…

「読めた気」になっているだけじゃないの?〜これからの「正義」の話しをしよう

哲学は苦手です。 (単純に理解するだけのIQが足りないだけ) なので、 これもうんうんと格闘しながら 読んだのだけれど、 読めたのかと問われれば、 「否(いな)」なのです。 しかし、 相当売れた(読まれた?)らしい。 帯には 熱く、生きた哲学がここに…

「読んだ」と「読めた」には雲泥の差がある〜FACTFULNESS、ほんとに読んだの?

2019年のベストセラー 『FACTFULNESS』。 FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣作者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド日経BPAmazon 様々なメディアでもとりあげ…

創造の狂気〜ウォルト・ディズニー

ウォルト・ディズニー (ウォルター・イライアス・ディズニー) ですぐに思いつくのはディズニーランド? ディズニーアニメ(映画)? 本書を読むと さらに彼が「創造」したこと (そのための破壊もふくめ)、 そのスケール、狂気を知ることができます。 ウ…

愚か者は邪悪な人間よりも始末が悪い〜大衆の反逆

『武器としての決断思考』と同じく 「今」読まれるべき一冊かもしれません。 わたしなんかが 完全に理解しきれるものではないですが 同じような人でも「今」 この状況だからこそ刺さる、 ハッとする文章がきっとあるはず。 引用します。 大衆とは、 みずから…

大切な共生相手を虐殺していませんか?〜あなたの体は9割が細菌 – 10% HUMAN

大切な共生相手って 誰のことでしょう? それはずばり、腸内細菌です。 マイクロバイオータ(共生微生物) なんて言ったりもしますね。 この春(2020年)からの あれやこれやで、 いろいろなところで アルコールやエタノールなど、 過剰な手指消毒を当たり前…