作者にこそ、いま問いたい〜問こそが答えだ!
答えを得ることよりも
問いを発することのほうが
ずっと大事だというのは
自己啓発やビジネス書なんかで
よく言われることです。
(アインシュタインもそんなようなことを言っていたような)
ということで、
本書では「より良い解決策は、
より良い問いから導かれる」をテーマに、
著者の考えや実践、
優れた「問う者」たちの事例をあげて、
その重要性を説いています。
そこで、作者に問いたい。
そして、本書でとりあげられている
「優れた問い手」たちにも問いたい。
この世界的な混乱にたいして、
果たして適切な問いを発してきたのかと。
した、しているのであれば、
その結果どんな行動をとり、日々を生きているのかと。
これだけ優れた(と紹介されている)問う人たちがいて
(社会的にも大きな影響力を持つ)、
本書のような本が多くの人に読まれ、
好意的に受け入れられているのなら、
ここまでバカげた、
混乱したグロテスクな世界にはなっていないのではないかと。
(もちろん、例の感染症騒ぎのことですね)